家宝ブログ
美術価値のある古銭、大観通宝
今回は中国古銭の一つ、大観通宝(たいかんつうほう)をご紹介します。
時代:中国・北宋時代
発行年:1107〜1110年(大観年間)
大観通宝は中国・北宋の第8代皇帝である宗徽宗の治世に鋳造された貨幣です。
徽宗は一流の芸術家としても有名であり、代表作 桃鳩図は日本の個人蔵となっています。芸術、文化に対して深い関心をもっていた皇帝として知られています。
大観通宝はなぜ美術価値があるのか
大観通宝 最大の特徴は徽宗自らが創作した書体
痩金体 そうきんたい で刻まれていることです。
この痩金体が使われたことで、ただのお金ではなく美術品として評価されるようになりました。素材は銅、鉄、錫などがありバリエーションは豊富です。基本的に裏面に銘文はありません。
種類豊富な大観通宝の中でも母銭・金や銀製・特大型・花銭(裏面に動物や星などの模様のある)ものは主に流通用ではなく祈願、贈答、宮中での儀式用など特別な名目で作られており、希少性が高く学術的にも市場価格的にも高く評価されています。
中国の古銭には様々な歴史背景があり、たった1枚が数万円の価値になるものも数多く存在します。気になる物は是非、家宝へご依頼下さい。
実際にご依頼いただいた大観通宝
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