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貴金属にはいくつか種類があるのはご存知ですか？金や銀、プラチナなどの貴金属は、その種類や品質によって価値、買取価格が大きく異なります。本記事では、貴金属の基本的な種類と、それぞれの買取におけるポイントについて詳しく解説します。適切な知識を持つことで、貴金属の価値を最大限に引き出すことができるでしょう。

目次

1. 金の品位と特徴

• 1-1. 金の品位
• 1-2. 金の特徴

2. 銀の品位と特徴

• 2-1. 銀の品位
• 2-2. 銀の特徴

3. プラチナの品位と特徴

• 3-1. プラチナの品位
• 3-2. プラチナの特徴

4. パラジウムの特徴

• 4-1. パラジウムの特徴
• 4-2. パラジウムの買取価格

5. コンビ製品の特徴

• 5-1. コンビ製品の品位
• 5-2. コンビ製品の買取価格

1. 金の品位と特徴

1-1. 金の品位

金には品位と言われる金の純度を表した表記があります。K24（純度99.9%)・K22（純度92%)・K21.6（純度91.6%)・K20（純度90%)・K18（純度75%)・K14（純度58%)・K10（純度42%)・K9（純度38%)など細かく品位があります。金以外のパーセントを閉める金属については銀や銅などを混ぜて合金にするのが一般的です。銀や銅の配合を変える事でイエローゴールドやピンクゴールド（ローズゴールド）など金の色合い変化させる商品も今は主流となっております。

1-2. 金の特徴

金は、その独特の物理的および化学的性質から、古代から現在に至るまで非常に価値のある貴金属とされています。以下に、金の主要な特徴をまとめます。美しさ、希少性、電気伝導製、資産性が高い等により世界中のどこでも需要がある金属として絶対的なものとなっています。金の買取では、金品位（純度）が高いほど１gあたりの買取価格、価値が高くなります。

2. 銀の品位と特徴

2-1. 銀の品位

銀は装飾品や工業用として広く利用される金属です。純銀（99.9%）やスターリングシルバー・SV925（92.5%銀）などが一般的です。

2-2. 銀の特徴

金やプラチナほどの希少性はありませんが、美しさ、加工のしやすさ、耐食性、工業用途、抗菌作用、熱伝導製などが特徴です。銀の買取では、純度と高い程、１gあたりの買取価格も大きくなります。

3. プラチナの品位と特徴

3-1. プラチナの品位

プラチナの品位は以下となります。Pt1000（純度99.9%) ・Pt950（純度95%) ・Pt900（純度90%) ・Pt850（純度85%) などが良く見る品位です。金と違い比較的、純度が高い品位が多く、85％未満の品位のものはあまり見られません。

3-2. プラチナの特徴

プラチナはその希少性と美しさから、高価なジュエリーや投資対象として人気があります。特徴としては高い耐食性、優れた展性と延性、高い融点と耐熱性などがあります。プラチナの買取では、純度、重量、そして市場相場が主な評価基準となります。

4. パラジウムの特徴と買取

4-1. パラジウムの特徴

パラジウムというと聞きなれない金属かと思いますが、ここ最近では金より価値が高い素材として希少金属として有名です。身近なところだと歯医者さんで使用する歯科金属、あとはジュエリーなどで使用するK18WGという素材で使用されています。その耐食性と美しさから人気があり、ジュエリー以外でも工業用途でも利用されます。

4-2. パラジウムの買取ポイント

パラジウムの買取価格は高額になっております。ジュエリーで使用されている素材がパラジウムが多く入っているかで買取価格に大きく影響します。

5. コンビ製品の特徴と買取ポイント

5-1. コンビ製品の品位

コンビ製品とは、上記にあげた貴金属を２つ以上使用したジュエリーで使われる表記の事です。例えば、Pt900とK18のコンビやPt850とK18のコンビなど金属素材と品位により複数の組み合わせがございます。

5-2. これらの買取ポイント

実際の買取金額を算出する際には、２つの貴金属品位のまずは確認をします。次に金属の配分率をおおよそ見ます。例えば見た目で金の方が多く使っているなとなれば金メインの買取評価となります。（おおよそ６割が基準）例えば、品位がPt900/K18の指輪の場合、金が多く配分されているようであれば、買取価格の基準はPt900/K18 Kメインの１gあたりの相場を基準に算出します。見た目が半々の場合であればPt900/K18ハーフのような相場表示をしていると思いますのでそちらの相場を基準に算出します。最近では金とプラチナの１g相場が大きく開いておりますので、どちらがメインの金属かにより買取価格が大きく違いますので、詳しくは査定スタッフにご確認する事が良いでしょう。

まとめ

以上のポイントを押さえれば、自身が持っている貴金属製品がどういったものなのかが分かるようになります。少しても知識を持つことで、買取の際にお店側の言いなりにならず納得の上、買取が成立できる事が大事だと思います。