買取実績

べっ甲

買取日

2020年9月18日・三重 名張本店・

【 買取商品名 】

べっ甲　ネックレス　ホンベッコウ　タイマイ　甲羅

【 商品の状態 】

標準的な中古品

【 商品について 】

今日は名張市のお客様からべっ甲のネックレスをお買取りさせていただきました。べっ甲は加工し易いので工芸品や装飾品の材料として重用されて古くは正倉院にも収められているほか、職人の技術が向上した江戸時代には眼鏡のフレーム（徳川家康の眼鏡が有名）、櫛、かんざし、帯留め、ブローチ、ボタンなどに加工されて普及したと言われています。現代ではこうした装飾品の多くはプラスチック素材に変わったが、昔ながらの「鼈甲柄」を模していることが多いんです。鼈甲自体の手入れに関しては汗や整髪料には弱いので、眼鏡のフレームなどは空拭きで磨く必要があります。なお、鼈甲は人の体温によって微妙に変形する性質があることから、眼鏡の鼻当ての部分に使用すると掛けた人の形にフィットするそうで繊維の方向性があり汗に濡れてもすべりにくい効果もあるようです。鑑定買取家宝名張店では、櫛、笄、かんざしはもちろん、その他の和装小物のお買取りも行っておりますので、身に着けなくなったお品物等ございましたら、ぜひお問い合わせください。
もちろんご査定だけでも大歓迎ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。