買取実績

刀剣・鍔

買取日

2022年9月22日・徳島 藍住店・

【 買取商品名 】

刀装具　鍔　明治　大正　江戸　象嵌　日本刀　刀剣

【 商品の状態 】

標準的な中古品

【 商品について 】

本日家宝徳島藍住店では、刀の鍔をお譲りいただきました。
鍔とは刀や脇差、太刀につける刀装具の一種で、柄を握る手を防護する為につけられます。剣道でもある「鍔迫り合い」をイメージすると、鍔の効果はイメージしやすいでしょう。互いに相手の打った刀を自分の鍔で受け止めながら押し合う状態を「鍔迫り合い」と言いますが、もし鍔がなければそのまま持ち手まで刀が滑り、切られる事になります。また、相手を突く際に握った手が柄から刀身に滑らない効果もあります。
日本刀で相手を突いた際に握力が足りなければ自分の手が刃に滑りかねないため、それを防ぐために鍔がつけられています。このように、鍔は日本刀において実用性を重視した重要な刀装具なのですが、鍔は腰から下げていても人によく見られるワンポイントでもあります。その為、鍔のデザインにこだわる事で日本刀としての芸術性を高める、言い換えれば「ファッションアイテム」としても鍔がこだわられることになります。金彩を施す、表面に図柄を掘る、形状を変える、透かし彫りを施す・・・などなど、様々なデザイン性に富んだ鍔が作られるようになり、鍔で有名な作家も誕生するようになりました。
掃除の際などに倉庫や物置に鍔を見つけたけど、そのままで放置しているのであればまず価値を調べる事をおすすめします！家宝では、鍔等の刀装具も鑑定致します。お持ちの方は是非家宝徳島藍住店までお越しください。