買取実績

金・プラチナ・銀

買取日

2022年10月29日・徳島 藍住店・

【 買取商品名 】

開基勝寶型純金　開基勝寶　純金　プラチナ　貴金属　穴銭　古銭

【 商品の状態 】

美品

【 商品について 】

本日家宝徳島藍住店では、開基勝寶型の純金をお譲り頂きました。
開基勝宝とは、奈良時代の760年に制定・発行された日本最初の金銭です。円形方孔で、銭銘は吉備真備の筆と伝わっています。32点が現存しています760年、太師・藤原恵美押勝の命により鋳造されたが、鋳造数は極少数であり、質量のばらつきが大きな貴金属貨幣であることから計数貨幣としては不適格で、流通を目的にしたものではなく、同時期に発行された銀銭の大平元宝10枚分および銅銭の万年通宝100枚分で金銭1枚と、交換比率を設定することで銅銭の価値を高める狙いがあったとする説があります。1796年、西大寺西塔跡から1枚出土し、皇室に献上されて御物となっています。人の目に触れることがなかったため贋物説すら囁かれたが、1937年に、西大寺畑山で宅地用の地ならし中に31点が偶然発見されています。これらは現在、東京国立博物館に収蔵され、重要文化財に指定されているそうです。
質量は寛政期出土のものが17.6グラムと大型であり、昭和時代、西大寺畑山出土のものは11.0～14.7グラムとばらつきが大きい古銭となっています。
なお、1937年の発見の際、「賈行」と読める銀銭の破片も同時に見つかっています。この銀銭は史実に記載がなく、残りの文字もわからない謎の銀貨であります。
家宝では、古銭以外にも金やプラチナなどの貴金属の鑑定もしておりますので是非一度家宝徳島藍住店までお越しください。